中川一政揮毫 山本鼎先生の言葉
農民美術は洋画家 山本鼎の提唱により北欧・ロシアの
農民の作り出す野趣豊かで芸術性の高い民芸品に習い、
大正8年信州上田、神川において誕生しました。
農閑期の副業として農村に生まれた農民美術ですが現在
では作者の殆どが専業となり、現代の生活にマッチする
バラエティーにとんだ作品を製作しております。
昭和57年には長野県伝統工芸品にも指定されました。
出発時の理念と伝統をうけついだ、素朴で野趣・芸術
豊かな作品です。
【制作品目】
飾鉢・飾板など室内装飾品、果物鉢・銘々皿など食卓用品、文箱・状差など文房具類、鏡・アクセサリーなど身辺細飾品、その他木工芸品。
上田公園内には山本鼎記念館があり、農民美術の歴史と山本鼎の芸術と行跡をみることが出来ます。また、発祥の地 神川小学校には顕彰碑がたてられています。
(長野県農民美術連合会)
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